2014年05月31日
行動の記録の評価項目

去年の講演は宇津木さんでした
6月が迫り、私は高校の夏フェスタに向けての準備に追われています。
今年は8月1日から3日まで、岐阜聖徳学園高校では夏の「授業改革フェスタ」として、学校見学会を行います。
私も毎年、講座の授業を担当しています。
今年も看護師を目指したい中学生とその保護者(高校生、一般の方もOK)を対象とした授業を考えています。
その授業で「看護師の資質」について、語るときの「資料探し」に苦戦しました。
資質は、自分では「わかりにくい」かもしれません。
「思い込みでの自分」と、
「他人から見た自分」がズレているとき、
どちらを「資質」と捉えるのか…
いろいろ考えましたが、目が覚めたときに、アイディアが浮かびました。
通知表にある「行動の記録」
どうしても通知表は5 4 3 2 1 の学習評価に目が行きがちです。
でも、もう一つ大事な評価「行動の記録の評価」があります。
各項目ごとにその趣旨に照らして十分満足できる状況にあると判断される場合には,〇印が記入されます。
しかし、個人内評価という観点も同時に存在するので、10項目すべてに〇印がつくことはなく、過半数の6~7個が上限と思われます。
その10項目とは、
「基本的生活習慣」
「健康・体力の向上」
「自主・自律」
「責任感」
「創意工夫」
「思いやり・協力」
「生命尊重・自然愛護」
「勤労・奉仕」
「公平・公正」
「公共心・公徳心」
です。
看護師さんなら、
少なくとも「ここに」〇
が欲しいと、感じる項目がありますね。
「自分はどのように見られているのか」
家に帰って、今までの通知表を見直してもらうことにしようかな

2014年05月26日
ワークシフトする看護師

診療報酬改定の激震
2014年4月 診療報酬が改訂されました。
7対1看護維持を目指す病院、地域包括ケア病棟を立ち上げ、10対1看護にする病院…
それぞれの方向性が、はっきりしてくると思います。
そこで「病院から訪問看護ステーションへ」の看護師の移動が増える気がします。
これから看護師を目指す人は、この「ワークシフト」をイメージすることになるでしょう。
看護師はワークシフトが標準になる時代へ ~常に学び続ける姿勢が必要~
学校卒業
↓
急性期病院 7対1看護 ほとんどの新卒看護師は、経験を積むために急性期病院の7対1に就職。
↓
(病棟夜勤専従)20~30代でのニーズ新卒が上記の病院に取られ、夜勤専従看護師は不足。
↓
地域包括ケア病棟10対1看護 亜急性期・慢性期患者に、経験を生かし看護。訪問看護を体験。
↓
訪問看護ステーション1対1の連続 地域包括ケア病棟を退院した患者に看護。自宅で看取りも。
地域医療を支える訪問看護師さんが、2014年の3万人から、2025年には17万人必要と言われています。しかし、訪問看護師さんになるには、十分な経験が必要です。そうなると、最低限でも「この流れでスキルアップする」必要があると思われます。
<これまでの仕事観>
・私が働くのは、給料を受け取るため。
その給料を使って、私はものを消費する。そうすることで、私は幸せを感じる。
↓
<これからの仕事観>
・私が働くのは、充実した経験をするため。
それが私の幸せの土台だ。
~リンダ・グラッドン著「ワーク・シフト」より~
看護師はこの「充実した経験」を積み重ねる仕事に、変化する気がします。
2014年05月23日
授業づくり

何を描くか…
来年度から受け持つ予定の、年間35時間分の授業構想中。
「ひな型」がなく、内容も任されているため、自由度は高い。
こんなときは、授業とは全く関係のない刺激が、役に立つことがある。
現在、生徒として講座を受けている、文化教室の2つの授業。
先回の授業の
「キュビスムについて」
と
「朝鮮王朝時代の巫女について」
一見、関係のない内容が、
寝ている間に整理され、必要なものだけが再構築され、
発想の役に立つから不思議である。
余分なことを「忘れる」ことで、
頭が整理されている「寝起き」。
私の発想は、ほとんど「寝起き」のときに起こる。
寝起きはやはり、ゴールデンタイムだ。
でも、
こんな時間に起きて、急いでメモをとるのも
結構忙しい。
2014年05月20日
2014年05月17日
ダウンシフター

本を読む時間が増えました
古市憲寿さんの「だから日本は ズレている」を読み終われました。
「おじさん」の私の視点からと、29歳の著者との視点の「ずれ」が、はっきりとしました。
ダウンシフターズの話は、50歳を超えた私にも当てはまるかも(笑
中学校教員をしていた10年の「慌ただしさ」と
辞めてからの「減速した生活」は、比べ物になりません。
世間をじっくりと体で感じ、
興味のあることは、片っ端から顔を突っ込み、
ある程度は理解し、合わないことは諦め
「今、ここ」にいる人を幸せにするには、どうしたらいいのか
考えてながら生きてきたら、
今の生活スタイルに「自然に」なっていった気がしています。
これからも
「今、ここ」を大切にしながら、
自分のできることを、丁寧にやっていきたいと思えました。
背中を押してもらえたような、本の内容でした。
2014年05月14日
生きる力
状況に応じて生きる
yahooで動画を見た。
「待て」に従う犬3匹…10秒後にあ然
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/animal_pet/pc37d5b993ebd00b0f279e7247932287c
チワワに「生きる力」を感じた。
きっと、普段は「勝ち目はない」環境。
頭をフル回転させて、時を待つ。
自分は主人を見ず、声だけに反応。
たいしたものです。
外山滋比古先生が、著書でよく書かれている
「グライダー脳」と「飛行機脳」の違い。
学校で、先生の期待に応える優秀なグライダー脳。
あぶなっかしいが、「自分で飛ぶ力をつけた」飛行機脳。
3匹の犬を見て、この話を思い出した。
2014年05月11日
専修学校生 授業料減免へ

公立は授業料免除か?
専修学校生 授業料減免へ5/4 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140504-OYT8T50042.html?from=yartcl_popin
今後、このニュースに注目です。
日本の「奨学金」は、実質「ローン」で、延滞金に苦しんでいる方も多く存在します。
できる限り早く、実現することを望みます。
看護師を目指す場合、
条件付きながらも「給付型」の奨学金が貰える制度があります。
卒業後の就職先の確保も「同時に」行えるというメリットも。
どちらも うまく利用したいですね。