2018年01月02日

e-Statで見る 2017年度岐阜県内看護受験環境の変化 ~④短大~


 ~短大は消えていく方向へ~

岐阜県ではかつて、大学に「今までは入れなかった人」の第2希望でもあった短大。
しかし、2014年には、175名もの生徒が「大学へ」の進路を決定。
その中でも、短大入学生の過半数を占めた高校新卒71名が「大学へ」。
短大はその影響を、どう対処したのでしょうか。

■数字の変化で確認しましょう(すべて岐阜県のデータです)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/

数字は、倍率・高校新卒入学者・高校新卒以外入学者の順
2013年    2.12   142  120
2014年   1.36   131  103
2015年    1.23    200    51
2016年   1.12 155 91
2017年   1.08 200 34 

2013年までは「看護学科」を受験しても、
「第二希望の学科のみ合格」という通知を、
現役高校生はよくもらっていました。
それで悩んだ末、第二希望を選択し、看護を諦めた生徒もいました。

2015年の入試では、高校新卒者の合格が一気に増えたのです。
第二希望の学科になることなく、看護での合格が増えたのです。
推薦入試・AO入試を通しての進学者が、増えたと考えられます。
この傾向は2017年入試でも感じました。それでも定員割れでスタートした学校もありました。

それに対して、社会人の入学者は2017年で34名。
競争率は下がっているので、それなりの対策をすれば、
社会人も推薦・AOだけでなく、一般入試でも十分勝負ができるのが、この短大進学です。
ただし、第一看護専門学校と比較し学費が高いため、社会人でも併願推薦を利用し、受験される方が増えています。

2019年から2校が募集停止、4年制大学へと代わる予定です。
残りの1校も、数年のうちに大学化の予定。2018年は駆け込み受験で一般受験倍率は上がる見込みです。
全国的に見ても、短大看護学科2017年度募集は、18校のみ。
岐阜県に大学化への流れに、変わってきているのです。  

Posted by 星野 健 at 00:01Comments(0)看護